沿革
脂溶性ビタミン総合研究委員会は,昭和17年にビタミン集談会AD専門委員会として発足しました。しかし、第2次世界大戦終結後、昭和21年4月にこの組織は解散されています。そこで同年12月に改めてビタミンAD専門委員会が発足しました。昭和23年7月には日本学術会議脂溶性ビタミン研究班に組織変更され,ついに昭和24年9月に日本学術会議脂溶性ビタミン総合研究委員会が誕生しました。第1回委員会は大森憲太博士の委員長のもと、慶応大学医学部・北里記念図書館において開催されました。そして、令和元年 9 月に開催された第 363 回委員会で満 70 周年を迎えました。この間,本委員会は,歴代委員長の下で医,薬,農,理,工,栄養等の幅広い分野における脂溶性ビタミンおよび脂質関係の専門家によって構成される顧問,委員,客員,会友,特別委員(本委員会の運営費を分担する団体・企業)によって脂溶性ビタミン研究の推進,研究協力,一般への研究成果の発信に努めてきました。
歴代委員長
初代委員長 大森 憲太 (1回~40回)
第2代 森高 次郎 (41回~94回)
第3代 桜井 芳人 (95回~148回)
第4代 松井 正直 (149回~178回)
第5代 東 秀雄 (179回~190回)
第6代 稲垣 長典 (191回~214回)
第7代 美濃 真 (215回~269回)
第8代 五十嵐 脩 (270回~287回)
第9代 舛重 正一 (288回~303回)
第10代 須田 立雄 (304回~311回)
第11代 玉井 浩 (312回~358回)
第12代 影近 弘之 (359回~)