ロゴ

脂溶性ビタミン総合研究委員会Research Committee on Fat-Soluble Vitamins (RCFSV)

研究活動紹介

委員会での研究活動紹介

 私達の委員会では、糖尿病、動脈硬化、がん(血管新生を含む)などの生活習慣病、あるいは骨代謝、肝機能、免疫、脳神経系など様々な疾患と、そこに係る脂溶性ビタミンの関係を追及するために国内トップレベルの研究者が一同に会し、研究成果を紹介し討議を行うところに学会とは違う大きな特徴があります。単一のビタミン研究だけでなく、AとD、DとK、EとKといった複数の脂溶性ビタミンの生体調節における相互関係についても研究が深まっています。さらには、食の安全・安心といった今日的な食に関する情報についても討議しています。医学、薬学、農学、工学、栄養学分野で脂溶性ビタミンを研究するエキスパートがそれぞれ違った視点から内容を討議することで新たな研究課題が生まれ、そこから共同研究へも発展しています。

医学

ビタミンD欠乏症の臨床像
母乳のビタミンE濃度調節機構
ビタミンKおよびEの脳神経系に対する影響
コエンザイムQ10と白内障
肝臓星細胞のビタミンA貯蔵と肝胆道系疾患
肝線維化に対するビタミンEの作用
コエンザイムQ10の臨床例
川崎病後血管内皮機能障害とビタミンEの効果

薬学

D誘導体による創薬開発・合成と作用機構
合成レチノイド、非環式レチノイドの合成と抗がん作用
不飽和脂肪酸誘導体の合成とPPAR活性化
ビタミンD水酸化酵素を利用したビタミンD誘導体の合成
ビタミンD受容体と胆汁酸誘導体
ビタミンAおよびD受容体の分子機構

栄養・食品科学

ビタミンE同族体やビタミンKの代謝と体内動態の解析
ビタミンA代謝関連伝子の発現と食事の影響
糖尿病モデルマウスの糖代謝におけるビタミンK
ビタミンE摂取と骨代謝
病態や栄養状態の違いによるビタミンAの代謝変化
骨粗鬆症予防を目的としたビタミンDとKの栄養疫学研究

協賛企業
PAGE TOP